居酒屋をご案内して頂きました

マスコミ側が化粧品業界の事情に精通していなかったこともあったと指摘できる。 そのため、その報道内容と本質の間には焦点のズレがあったように思われてならない。

そこで、あらためて業界関係者へのヒアリング調査を行った結果、以下の3点についてマスコミで報道された内容と微妙に異なることが判明した。 〔第一の指摘事項〕S堂が対面販売にこだわり、それが化粧品を割高にする原因となっている。
この指摘に対しては、次のように判断できる。 S堂は対面販売にもこだわっているのであり、それはセルフサービス販売にこだわっていないことではない。
マスコミは、化粧品販売のあり方に対するS堂の見解とFの見解は概ね一致していることを報道していないのである。 現在の制度品の流通システムは、ヨーロッパにおける限定流通システムと類似している。
不当ではない流通機構や対面販売の重要性をS堂側は強調している。 だが一方では、対面販売を必要とせず、セルフサービス販売で自由に購買したいという消費者が増えていることもS堂は認めている。

セルフサービス対応のビジネスは、トイレタリー事業に乗り出して1000億円(出荷ベース)という同社事業の4分の1を占めるまでに至っている。 S堂は、消費者の購買パターンに合わせて販売政策を変えていく方針を主張したのである。
それが意図したように伝わらなかったことにマスコミの偏った見方を指摘することができる。 仮に、現在の化粧品市場は対面販売を求める消費者とセルフサービス販売を求める消費者が50対50の割合と想定しよう。
そこで、「これまでの政策である対面75対セルフ25を、市場の実勢である50対50に近づけるよう検討していく」、それがS堂の真意ではないだろうか。

事実、同社は数年前よりそのことを行動に現してきた。
たとえば、新業態の提案や店舗における販売形式のアドバイスなどである。 しかし、残念なことにマスコミが報道した視点は、あたかも「市場の実勢は、限りなく対面販売対セルフサービス販売に近い」というような内容であった。
それが実現しないのは、メーカーが価格を拘束しているからという短絡的な論調になっている。 F社のF社長でさえ次のように対面販売の必要性を強調している。
「私はいろいろな販売政策があっていいと思っている。 デパートでよく説明を受けて買いたい消費者もいれば、外国の化粧品を買う人もいる。」
会社への行き帰りに駅ビルで急いで買物をすませたい人もいる。

今、最も注目を集める居酒屋、それが居酒屋なのです。

居酒屋の解説書に書かれている居酒屋の知識を的確に学ばせたい。